第9回〈体験ツール研究会〉の報告

日時◆2009年2月7日(土曜日)
  ◆10時00分〜
会場◆栃木県立美術館 会議室

参加◆高等学校教員 1名
  ◆美術館学芸員 2名
  ◆合計     3名

 2009(平成21)年2月7日、第9回〈体験ツール研究会〉が栃木県立美術館の会議室を会場に開催されました。
 今回は、第2回〈体験ツール研究会〉において宇都宮美術館から協力を要請されていた「Re+Collectionsプロジェクト」の開催時期が迫り、詳細が決まってきたということで、急遽、予定を変更し、そのプロジェクトにおける作品鑑賞ワークショップ「覚醒セヨ学校美術」のスケジュールと協力内容について、協議を行なうことになりました。

Re+Collectionsプロジェクト

【今回の議題】

■あーとネット・とちぎpresents
 鑑賞教育のための指導者研修/作品鑑賞ワークショップ「覚醒セヨ学校美術」について

◆市内小中学校所蔵作品展〈癒し:学校に眠る美〉の開催に合わせて、展示作品を題材にした鑑賞ワークショップを行なう。

◆平成20年度の文化庁芸術拠点形成事業に採択された「Re+Collectionsプロジェクト」の一環として開催される。

◆いわゆる「泰西名画」でなくても、作品を鑑賞する切り口は、さまざまに見出すことができる。

◆このワークショップでは、絵画と彫刻の「見方・見せ方」について考えながら、学校の授業を想定した鑑賞プログラムを、皆で作り上げていく。

◆対象は、学校教員、学芸員、学生とする。

◆開催日時は、3月14日(土)の13時から15時45分まで。

◆会場は「うつのみや表参道スクエア」5階の市民ギャラリー・市民プラザ会議室。

◆当日の進行は下記のとおり。

時間 内容 場所
12時50分 受付開始  
13時00分 プレ授業1「絵画の鑑賞」 市民ギャラリー
ファシリテーター:
島一嘉さん(栃木県立美術館)
……対話型による鑑賞と、触れるツールを用いた鑑賞
13時30分 プレ授業2「彫刻の鑑賞」 市民ギャラリー
ファシリテーター:
有坂隆二さん(さくら清修高等学校)
……木彫作品の鑑賞
14時00分 休憩・移動  
14時15分 ディスカッション 市民プラザ会議室
プレ授業1、2をもとに、学齢やさまざまな条件を考慮した鑑賞プログラムを皆で作り上げていきます。
15時45分 (終了)  

◆当日の11時00分からは、この展覧会を企画した中学生たちにより、ギャラリートークも行なわれる。


■次回の研究会

◆次回は、3月14日(土)に「うつのみや表参道スクエア」5階の市民ギャラリー・市民プラザ会議室で開催される〈鑑賞教育のための指導者研修/作品鑑賞ワークショップ「覚醒セヨ学校美術」〉への参加を以て、この研究会に換える。