2011年度
発生から5ヶ月が経っても、東日本大震災は、私たちの生活や経済活動に多大な影響を与え続けていました。そのような状況下において、アートに何ができるのかという問題について考えるために、小杉放菴記念日光美術館と「あーとネット・とちぎ」の共催により〈summer meeting 2011 いま、高校生と考える震災とアート アートにできること、できないこと。〉を実施いたしました。
あーとネット・とちぎ サマーミーティング2011 いま、高校生と考える震災とアート アートにできること、できないこと。 |
パネリストとして、自ら被災されながら、被災地での創造活動の回復支援を展開されている美術関係者をお迎えし、実作者の感慨を交えて被災の現状を確認するとともに、これからの時代を担う高校生たちと一緒に、アートに何ができるのか、あるいは、できないのかを率直に話し合いました。そして、危機的な状況の中で、アートがその力を発揮し、人間にとって本当に必要なものであることをアピールできるのか、という問題について検討しました。