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Sutekiアート(茨城)/あーとネット・とちぎ(栃木)合同研修会の報告

期日◆2006年8月24日(木曜日)
時間◆15時00分〜16時00分 展覧会の観覧
   16時00分〜17時30分 ミーティング
会場◆小杉放菴記念日光美術館

 2006(平成18)年8月24日、小杉放菴記念日光美術館において、茨城の研究会「Sutekiアート」と「あーとネット・とちぎ」の合同研修会が、夏休み特別企画として行なわれました。「Sutekiアート」は、「あーとネット・とちぎ」の第1回総会にゲストとして参加していただいた山本哲士さん(茨城県近代美術館主任学芸員)が関わっている茨城の研究会で、当日は茨城から9名、栃木から10名、計19名の参加者がありました。
 参加した皆さんで、小杉放菴記念日光美術館において開催されていた〈秋山俊也 日光アール・ブリュット 創造の根源を求めて〉を観覧したあと、「表現」「障害」「インテグレーション」などについて考えるミーティングを行ない、活発に討議しました。

ミーティングについて

 ミーティングには、秋山俊也さんのお父さんである絵画修復家の秋山俊幸氏に参加していただき、俊也さんの制作の様子やこだわり、家族の関わりなどについてお話しをお伺いしたほか、展覧会には出品されなかった多くのスケッチや、俊也さんが使われていた画材類などを見せていただきました。

●参加者からは、「学校でも、もっと「作品を見せる=作品を取り扱う」ということを意識し、見習わなければいけない」「バリアフリーは物的なことだけではない。心のバリアフリーはまだまだである」「支援する側の読み解き方が必要。プロの目で見て、プロの飾り方しなければいけない」などの意見がでました。

※楽しく、貴重な時間をありがとうございました。