栃木県立美術館

栃木県立美術館の鑑賞教育

第2回 親と子のための美術鑑賞教室

日時◆2009(平成21)年9月20日(日)
毎月第3日曜日は家庭の日
  ◆14時00分〜14時55分

参加◆家族     5組
  ◆人数     14名

講師◆島 一嘉(栃木県立美術館)

14時00分〜  挨拶および担当者の紹介
       美術館での過ごし方のお話し
       キャプションの付け方などのお話し
14時15分〜  常設展示室・コレクション展IIの概要説明
       「うそっこ望遠鏡」による発見鑑賞
14時30分〜  おみくじによる鑑賞会
       「絵は見るのではなく、感じる」練習
14時55分   終了して、解散

親子で楽しく美術鑑賞!

今回は「コレクション展II」を開催中の
1階常設展示室にて行ないました。

はじめに、美術館初体験の
お子さんのために、美術館での過ごし方や
作品の側に付いている名札
(=キャプション)について
お話ししました。

展示室では「うそっこ望遠鏡」を片手に
日本画を鑑賞。

望遠鏡でのぞくと、細部までよく見えます

望遠鏡でのぞくと、細部までよく見えます

この望遠鏡、実はレンズのない
ただの筒なのですが、のぞいてみると・・・
意外とよく見えるんです。

米粒大に描かれた登山者たち、
花の陰に隠れている蝶など、
普段なら見過ごしてしまうような所に
驚きの発見が!

視野を狭め、集中することで
作品をより深くまで鑑賞できました。

お次は美術館特製おみくじ。
おみくじには「しあわせ」、「こわい」、
「かっこいい」などのキーワードが
書かれています。

同じ作品でも人によって、いろんな感じ方

同じ作品でも人によって、いろんな感じ方

それぞれ、当たった言葉からイメージする
作品を選んでもらい、最後に、みんなの前で
理由も添えて発表。

絵を「見る」のではなく「感じる」練習、
他の人の意見を聞き、
共感する機会となりました。

参加者の皆さんには、
最後に(株)ライオン様のご協力により
参加賞が配られました。